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神田 紅先生

神田 紅先生プロフィール

福岡出身、修猷館高校卒、早稲田大学中退。

二代目 神田山陽師匠に入門、平成元年真打昇進。

“芝居講談”という新ジャンルを開拓。

2014年日本講談協会会長に就任。現在理事。

神田 紅先生の創作講談と「紅塾」

神田 紅さんは、郷土・福岡に関わる先人の高い志『福岡スピリッツ』を物語として創作講談で後世に語り伝えようと芸道25年を迎えた平成14年9月に「神田紅独演会」を福岡で開催。以来、毎秋「貝原益軒」「広田弘毅」「柳原白蓮」「杉山茂丸」などをテーマに創作講談を語ってきた。

 併せて、より多くの『語り部』を養成したいと願って「福岡紅塾」を開塾し、今年で11年目を迎えた。

講談とは

話術を中心にした日本の伝統芸能。落語などとともに舌耕(ぜっこう)芸といわれ、寄席演芸の一つ。単なる朗読とは違い、演者は釈台(しゃくだい)と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇(はりおうぎ)で釈台を叩きパパンという音を響かせながら、独特のしゃべり調子で物語を語る。

                        寄席演芸としての講談の起源は、江戸時代の大道芸の一種である「辻講釈」に求められる。街なかの辻(角)で「太平記」などの軍記物を注釈をつけて語られた「辻講釈」が庶民の人気を呼び、常設の小屋で開催されるようになった。明治時代になると、軍記物だけでなく創作物も演じるようになり、(注釈をつけて物語を語る)「講釈」から(様々な物語を語る)「講談」と呼ばれるようになった。

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